Q1: パッケージツアー or 個人旅行?
Q2: 航空会社はどこを選ぶ?
Q3: 宿泊するところはどこがいい?
Q4: 旅程はどう組む?
Q5: 免税の手続きって?
A1:パッケージツアーに参加するか、フリーの個人旅行にするか
これを決めるポイントはなんといってもこれ。
1)英語(または現地で通用する言語)が喋れる
2)興味のない土産物店めぐりをするは時間の無駄。
3)集合時間に拘束されない自由な時間をたっぷり持ちたい。
4)分刻みスケジュールではなく、自分のペースで行動したい。
5)好きなホテルや航空会社を選んで自分でプランを立てたい。
上記1〜5のうち3つ以上に該当する人は個人旅行派でしょう。
いっぽう、
6)英語は喋れないし、何かあったら自分で対処できない。
7)観光スポットに能率よく、とにかくいろいろ連れていってもらいたい。
8)移動は楽なほうがいい、重い荷物はできるだけ人に持っていってもらいたい。
9)やっぱり頼りになる添乗員さんが必要。
10)グループでいるほうが安心する。
上記6〜10のうち3つ以上に該当する人は団体ツアー派でしょう。
最近は旅行会社主催のパッケージツアーでも、かつてのように王道コースばかりではなく、
ちょっとツウが好むようなプランを提案しているところも多くなったようですので、
まずはいろいろ情報収集してみて、行きたい都市、内容、航空会社、ホテルのランクなどで条件にあったものを探してみるといいと思います。
A2: 航空会社はどこを選ぶ?
たとえば日本〜ヨーロッパの旅行をする場合、JALとANAの他にエアフランス、アリタリア、ヴァージン、英国航空、オーストリア航空、スイス航空などなど、航空会社はたくさんあります。
個人旅行の場合、およびパッケージツアーの一部では航空会社を選ぶことができます。
私の場合は、イギリス行きはヴァージン、イタリア行きはアリタリアかJALと決めています。
理由は「ヴァージンは充実サービス」「イタリア行きはミラノ(またはローマ)直行!」これにつきます。
ヴァージンはまわりに聞いたかぎりでも人気があります。各シートにエンターテイメント施設が完備(これは最近どの航空会社も対応してきているけど、機能や充実性はやっぱりここが好み)さらにスリッパやアイマスク、耳栓などのアメニティをもらえるのは嬉しい。
アリタリアも、ボーイング777ならエンターテイメント充実。
東京〜ミラノ間のフライトでは、ウィーン経由のオーストリア航空も安くて人気とききますが、
やはり経由する時間のロスを考えると私は直行便派です。
ただし、アリタリアは遅延やストライキが多いです。ほんっとに多いです。すごく多いです。
そういうトラブルがイヤな人には最悪な選択かもしれません。
8時間遅れ、しかも理由が「到着便がガス欠でモスクワに緊急着陸したから」なんて、情けないよーアリタリア!
いっぽう日系航空会社を選ぶ利点としては、機内で日本人乗務員が多いので、英語が苦手でも安心ということでしょうか。
ご注意いただきたいのは、最近はアリタリアとJALの共同運行便というのが多いので、便名がJALだからといって安心できません。
実際乗ってみたら中身はアリタリアだった、なんてことはありがちですからねぇ。
また、空港でのチェックインの際スーツケースが重量オーバーだった場合の対応は航空会社によって違い、たとえばJALは比較的厳しく追加料金をとりますが、
Alitaliaでは多少のオーバーについては何も言われずに済むことがほとんどです。
過去に一度だけ35kgだったとき「重量オーバーしているので、万が一運送中に破損しても苦情を言いません」というものにサインをさせられたことがあります。
でもほとんど毎回重量オーバーですよ、私(笑)
さらに、個人だと追加料金を取られることがよくありますが、
ツアー客だと団体でまとめてチェックインするため、参加者全員の荷物の重量がよほどオーバーしない限りは他の客と調整され追加料金をとられる可能性もかなり低くなります。
あとは機内食だとか航空会社のお国柄だとかマイレージの貯めやすさ、または口コミなども参考にして選んでみていいかと思います。
A3: 泊まるところはどこがいい?
ホテル
ヨーロッパのホテルは★の数によってランク分けされています(都市や国によって差があり)
★★★★以上:サービスが充実し、居心地がいい。
★★★:価格もほどほど、サービスや設備もそれなりにそろっているので、日本人の海外旅行者にとっては安心。
★★:バスルームが共同だったり朝食がスナック程度ということも多いので、とにかく経済的に旅をしたいという人にはオススメですが、
「キレイな部屋じゃなきゃイヤ」「バスタブがなきゃイヤ」「アメニティが無いなんて信じられない」という方にはNG。
★:私は未経験なのでノーコメント。
また、★の数は立地条件には関連していないので、四つ星でも街のはずれ、地図にも載っていないようなへんぴな所にあるホテルもあります。
主に団体さん御用達のホテルはこのパターンが多く、自由時間に行動するには不便なこともありますので要注意です。
賃貸アパートの短期レンタル
同じ都市に長く滞在する場合、サービスアパートの利用が割安になることがあります。
例えば、家族4人で10日間ローマに滞在する場合、アパート利用料は1400エウロぐらい。
これで居心地がよくプライバシーの確保された家具付きアパートに滞在できるのなら文句なしです。
同じ条件でホテルを利用すれば、宿泊費ももっと高くつくのはもちろん、食事も外食ばかりすればかなりの出費。
アパートならキッチンで自炊だってできます。
たとえばこんなところがサービスアパートを提供しています。
A4: 旅程はどう組む?
基本的には好きなところを好きなようにまわればいいかと思います。
ただし、あまりにも四方八方へ行ったり来たりの旅は疲れます。都市間の移動もできるだけスムーズなルートを選び、
それぞれの都市に滞在する日数は、2泊以上(できれば3〜4日)をオススメします。
現地に着いたときに何か問題があって思うように行動できなかった場合(天候や交通機関の乱れ、祝日など)、
せっかく行ったのに見たかったものが見れず、行きたかったところへ行けないまま次の都市へ移動、なんてことではもったいないからです。
また、ローマやパリなどの見どころがたくさんある都市では、1〜2日で満足するだけ観光するのはキビシイです。
それから、もしショッピングも楽しみたいということでしたら、
旅程の最後のほうに大都市(ヨーロッパならミラノやローマ、パリ、ロンドン)に行くと楽かと思います。
最初にいろいろ買い物をしてしまうと、荷物が増えた状態で移動しなければなりません。
ましてブランド品なんかのおおきなショッピングバッグを持って移動すると狙われますから。
A5: 免税の手続きって?
ヨーロッパ旅行で多くの人がする免税手続き。
でも店頭で書類を作ってもらったり空港で並んで待ったりするのが面倒だからといって利用しない人も中にはいます。
実際私も最初のうちは空港のどこへ行けばいいのかよくわからなかったりしましたし、
ミラノの某店で働いていた頃は、日本人観光客に免税の手続きについて説明したことが何度もあります。
そうしているうちに免税手続きにはかなり詳しくなったので、ここに紹介して旅行者の方のお役にたてればと思います。
(1)買い物をする
まず店で会計をする際に、免税手続きを作ってもらえるかどうかを確認します。
たいがい店のウィンドウや会計のあたりに「TAX FREE」というように表示があります。
免税で買い物をするためには最低購入額というものがあり、イタリアでは一般的には155(正確には154.94)ユーロ以上と言われています。
ただし、有名ブランド店など商品の単価が高い店は免税のための最低購入額も高くなっています。
免税の書類を作ってもらうにはパスポート番号が必要です。
店によってはパスポートがなくても「あとで自分で記入してね」なんてふうに手続きしてくれる店もありますが、
ちゃんと用意しておくほうが確実。パスポート現物を持ち歩くのが防犯のうえで抵抗があるという人はコピーでも大丈夫。
また、いくつかの店では最初の買い物の際にTAX FREE SHOPPING CARDという、書類作成のための必要事項(住所、氏名、パスポート番号など)が
書かれているものを作ってくれて、次回の買い物の際はこれを提示すればいい、とうこともあります。
ちなみに、免税書類に記入するときは必ずローマ字表記で書きましょう。たまに思いっきり日本語で書いている人もいますが、あとでかなり面倒になります。
(2)空港の税関で書類にスタンプを押してもらう
ここがポイントです。まず、税関で申請するのはEU圏を出る最後の国になります。いくつかの国をまわる場合は最後に日本に向けて帰国するときの空港になります。
また、鉄道でEU圏外に出る場合は、出発する駅に税関窓口があればそこでスタンプを押してもらえますが、無い場合は駅の係員または車内で車掌さんに聞くといいでしょう。
とにかく「EUを出る前に」というのが大事です。
空港の税関に申請するときは、店で受け取った免税書類と購入した商品を見せる必要があります。そのため、商品を手荷物として持ち出す場合と
スーツケースに入れてチェックインする場合とで申請する窓口が変わります。
以下にマルペンサ空港での例を説明していますが、基本的にはヨーロッパの他の国でも流れは同じです。
スーツケースに入れる場合→空港のチェックインカウンターで免税品がスーツケースの中にあることを申し出ると、スーツケースを持ってチェックインカウンター近くの
税関へ行くように言われます。この税関窓口はチェックインのフロアにあるはずです。ここで免税書類とパスポート、搭乗券、購入商品を提示し、問題がなければスタンプを押してもらえます。
あとはスーツケースをしっかり閉めて、チェックインカウンターに戻って預けます。
手荷物として持ち出す場合→普通にチェックインし、出国手続きをする直前にある税関窓口へ行きます。
ここで手荷物にある免税品と免税書類、パスポート、搭乗券を提示して書類にスタンプを押してもらいます。
(3)払い戻しを受ける
上記の手順で免税書類にスタンプを押してもらえたら、出国審査の直後にある免税払い戻しカウンターに行けばその場で払い戻してもらえます。
また、クレジットカード経由で銀行口座に振り込んでもらう方法を選ぶ場合は書類に必要事項(カード番号、氏名など)を記入し、払い戻しカウンター近くにあるポストに投函します。
この場合は実際に口座に払い戻されるまで数カ月待つこともあります。
あと、帰国したときに成田や関空で払い戻しを受けることもできるそうです(私は未経験)
こんな感じでしょうか。
ちなみにGlobal Refundのウェブサイトにも詳しい情報がありますのでどうぞ。