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| 2001-海外ひとり旅その1 | ||
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<成田からパリへ>
アリタリア航空(日本航空とのコードシェア便)でミラノへ。 ほぼ定刻どおりマルペンサ空港に到着し、パリへの乗り継ぎ便の時間まで約1時間。 マルペンサは何度か利用しているのでだいたいの使い勝手は心得ていた。 1階のほうが2階よりも人が少なく静かでのんびりできるので、そこでぼけーっと時間が来るのを待つ。 パリ行きの便はやや遅れたものの無事ミラノを発ち、やっとパリへ到着。 シャルルドゴール空港を出ると、夜も遅い時間なのでタクシーを待つ人が長蛇の列を作っていて、 次から次へとタクシーが大荷物の西洋人を乗せていき、やっと私の番が来た。 が、そのとき横からわりこむオッサン1名。オイオイ、日本人の小娘だと思って侮るなよ! すかさず「列に並んだらどう?」とツッコミいれてオッサンより先に荷物を詰め込む。 勝った(笑)!後ろに並ぶ人達もオッサンにブーイングの嵐。 いつも思うのだけど、こっちはしらじらしく列に割り込む人がけっこう多いのです。 さて。タクシーに乗ると運転手のお兄さんはどうやら英語がよく解らなかったのか、 ホテルの住所と名前を渡したのに間違えやがった。Hotel Louvre...ちゃうって。 私が泊まるのはTonic Hotel Louvre!!こんなでかくて豪華なホテルじゃないんだよ〜。 でも場所はそこからすぐ近かったので、少し移動したらホテルの看板が目に入ってきた。 う〜ん、ちっちゃい(笑)でも決してハズレではない、なかなかいいホテルです。 ヨーロッパのホテルは規模が小さくても清潔感があってきちんとしているところがわりとある。 今回泊まった部屋もそれほど狭いとは感じないし、不便はなかった。 <たった1日のパリ散策スタート> さて翌朝、その日1日の綿密なスケジュールを片手に外に出た私は、のっけから衝撃的な問題に襲われた。 ・・・さ、寒い!!なんで?6月ってもっとあったかいんじゃないの〜?! 私はノースリーブのカットソーに綿シャツを羽織っているだけ。 でも、そこでまた部屋にもどって上着を出したりするのはちょっと面倒だし、 だいたい防寒になるような服、持ってたっけ??? とにかく、どうせ歩き回っているうちに体温も上がってくるだろうから、なんとかがんばるぞー! と意気込んで、まずはサントシャペルに向かったのでありました。(たぶんこのせいで風邪ひいたんだろうなぁ) <サントシャペル>
パリはずっと昔に来たときに主な観光地はまわっていたつもりだったのだけれど、ここは今回お初で、
私のお気に入りスポットにめでたくランクインしました。
入った瞬間、言葉が出ないほどの圧倒的な美しい光の洪水!
陽の光が綺麗に入ってくる午前中に来て大正解。
ステンドグラスは一部修復中(?)らしい布がかぶさっていました。
振り向くと後ろ側もこのようになっており、
四方から光りを浴びていると放心状態になってしまいます。
あぁ〜もう、他の観光やめてずっとここに居たい!と思ったほど感激。実際にはそうもいかず、
でも予定より長く居座ってしまいました。人が多かったので落ち着かなかったのがちょっと残念だったけれど・・・。
ここで買った絵はがきは、知人への土産だけでなく私の机にも飾られてます。<ルーブル美術館> ここは誰もが認める有名な美術館ではありますが、私が約10年ぶりにここへ来たいと思ったのには ひとつ理由がありました。 それは、ある天使の像です。 作者の名前もタイトルも知らず、でも10年前の私はこの像にすっかり一目惚れしました。 またパリへ行くことができたらきっとこの像を見つけるんだと、ずっとずっと思い続けてきたのでした。 そして再びやってきたのはいいけれど、この広いルーブルのいったいどこにあるんだー?! 彫刻だということだけを頼りに探しつづけ、やっっっと見つけた!あぁ、思わず涙ぐんでしまいました。 10年前とはまったく違う部屋でした。まわりには見覚えのある彫刻がたくさん並んでいます。 あまりにも嬉しくて、次にいつ来られるかわからないので、写真をばしばし撮りまくりました。 像のタイトルは「L'Amor」。 像の台座を見ると、ストーリーらしい絵が刻まれていて、どうやらこの天使はいじめられて傷ついた蝶に 花を差し出しているようなのです。ひとつめの目的達成。ふたつめを探すべくミュージアムショップへ。 <Bouguereauという画家> この画家をご存知の方いらっしゃいますか? 数年前に「the first kiss」というタイトルの絵に出会ったのがきっかけでした。 天使をモチーフにした彼の作品に興味を持って情報を集めていたのですが、 フランスの画家である彼の作品はじつは多くがアメリカ各地で所有されていて、 ここパリではオルセーの「ヴィーナス誕生」が有名ですが、他にはあまりない。 が、私が今回唯一自由行動のできるこの火曜日はなんとオルセーの休館日。 残念・・・けど仕方ない。だからせめて彼の作品を詳しく紹介している書籍を入手しようというのがふたつめの目的。 ルーブルに来る前に街のいくつかの書店をまわったものの、Bouguereauについての本は ひとつも見つけられなかったので、ちょっと焦っていた。ルーブルが最後の頼み。 店内のスタッフに尋ねてみると、売り場の平積み棚に・・・あった!! しかもなんとこれが最後の1冊だという。ぎゃ〜!なんてラッキー! ハードカバーでちょっと大きめ。かさばっちゃうけど迷わず購入。 安心したところで一息つこうと、2階のセルフサービスの食堂でランチをとり、 次の目的地へと気持ちを新たに時計を見ると、げっ。予定よりかなり遅れてしまっている。 しかも私の体力もかなり消耗されていて、こりゃ全部まわるなんて無理無理。 残念ながら今回はアンヴァリットとオペラ座をはずし、シャンゼリゼに向かうことにした。 <シャンゼリゼのセフォラ> ここは、パリに行ったら絶対に行こうと決めていたショップです。 オリジナルのコスメの展開もすごいらしいけど、私はなんつっても新しい香水。 とくにまだ日本では発売されてないようなものが、ここなら見つけられるのではないかと期待満々でした。 でも、うーん・・・そうでもなかったかな(笑) 唯一「おっ」とハートをくすぐられたのは「エンポリオ・ホワイト」。 ムエットでテストするととても軽くて爽やか。パッケージも面白い。 というわけでお買いあげ〜。他に頼まれていた「ウルトラマリン」「ブルガリ・プールオム」もゲット。 ここセフォラは品揃えはいいけど値段は決して安くない。日本で購入するのとほとんどかわらないので、 免税店のほうが絶対お得です。 <憧れのオブレイ> 今まで時計はホイヤーだけだった私。持っているものはカジュアルにもフォーマルにも対応できるデザインで、 気に入っていることはいるのだけど・・・やっぱり女の子らしい時計にも憧れていた。 丸の内のOLに似合いそうなオブレイは、銀無垢のハンドメイドでデザインをいろいろと組み合わせることができる。 一般的に高級腕時計がいう「正確さ」や「頑丈さ」「高級感」については??? だけど、ファッションとしては魅力があるものだと思います。 店員の女性は英語で優しくアドバイスをしてくれて、落ち着いてデザインを選ぶことができたのでよかった。 購入したのはスクエア形でローマ数字の文字盤にピンクベージュのクロコのベルトを合わせたもので、 FF4,200だったかな? <とにかく寒かったパリ> というわけで、パリの慌ただしい1日が終わり、ホテル最寄り駅で、翌朝シャルルドゴール空港へ向かう 電車の時間を確認し、そのへんのバーでパニーニと水を購入し部屋へ戻った。ぐったり。 ベッドに身を放り出すとしばらく動けないぐらい疲れていた。服用している薬の副作用のせいか、気分が悪かった。 それに加えてたぶんこのパリの寒さのおかげで風邪でもひいたんじゃなかろうかとちょっと不安に思った。 いつのまにかそのままベッドでうたた寝をしていたらしく、気づくと23時すぎ。 冷めたパニーニを食べてシャワーを浴びて、メールチェックを始めた。 前日も部屋に入るなりPowerBookを開いて接続しようとしたけど、どうしてもダメだった。 パリのアクセスポイントを3つ調べてきたのに、どれも接続できず。 設定を変えていろいろ試してみたけれど、やっぱりだめ。そのうち疲れて面倒になってきて挫折し、 日本のアクセスポイントに国際電話で接続するという情けない方法で解決した。 っていうか、これってインターネットの意味なし(笑) 荷物のパッキングもすませて再び眠ろうと部屋の電気を消したとき、窓の外にふと目がとまった。 小さな通りを挟んだ向かいの建物の2階。男性が二人、とても真剣な表情で仕事をしている。 ちょっと意外な光景だった。西洋人というのは私にとって、こんな遅い時間まで仕事をするというイメージがなかったので。 まぁ確かに、フランス人だって必要なときは深夜まで仕事することもあるでしょうから、 びっくりすることでもないか。夜遅く働く姿でも日本人のサラリーマンの印象とはまったく違って、格好いいわ〜(笑) <パリからウィーンへ> Tonic Hotel Louvreをチェックアウトしてマドレーヌ駅へ。ラッシュの時間帯のため駅は人がいっぱい。 シャルルドゴール空港へは思った以上に楽に到着でき、 空港でチェックインの時間までかなり時間をつぶすことになってしまった。 日本では出発時刻の2時間前頃にチェックインだれど、こちらでは30〜40分前で充分。 EU間の出入国は自由化されて、空港での手間もかなり簡略化されて便利になってます。 日本でいう国内線のような感覚になるんですね。 もともと私の性格だと時間ギリギリになるのが嫌なので、余裕ありすぎて時間が余ってしまうことが多々あります。 特に予定が組まれているような(飛行機の時間が決まっている等)ときはかなり慎重になります。 ということで、今回も空港でスーツケースに腰掛けてのんびり人間観察。そしてオーストリア航空にてウィーンへ・・・。 vol.2 WIEN にすすむ
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