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| CILS | ||
昨日と今日(これを書いてるのは2005年6月7日)イタリア語の試験を受けてきました。
この試験はCertificazione di Italiano come Lingua Straniera、略してCILSと呼びます。 通っているイタリア語コースの先生から勧められるまでは、じつは私ぜんぜん知らなかったんですが、外国人が受けるイタリア語の試験としてはメジャーだそうです。 ★★★受験するまでのいきさつ★★★ Comuneが開いているイタリア語コースに通いはじめたのは去年の10月。 アントとも英語ばっかり使っていた私は、ド初心者クラスから始めました。 週たった3回(しかも一回が2時間)のコースだったので、地道にやっていけばいいや〜と思っていました。 3月にLower Intermediateのクラスを修了し、次はIntermediateかな〜と思っていたときに、 担当の先生に次はぜひ試験対策コースを受けてみなさい、との助言。 この先生は最初はちょっとコワイのですが、慣れると楽しいしいろいろアドバイスをくれたり励ましてくれたので、 次もこの先生のクラスがいいなーと思い、言われるがままに彼女のCILS対策クラスに入ってしまいました。 週3回だったのが2回に減り、さらに授業中はひたすら過去問題のくりかえし。 なんだかずいぶん様子が変わってしまって、以前のような和やかな雰囲気がよかったなぁとも思いました。 試験対策のクラスなのに試験を受けないという人も何人もいたので、私はどうしたものかと考えたのですが、 アントもいいチャンスだからやってみろと言ってくれて、ひとつの通過点として挑戦してみることにしました。 受験の申込みは4月中旬。受験料は70エウロぐらいだったかな?(←すでにおぼえてない) ほんとは100エウロぐらいするはずなのに、なぜか安かった。Comune経由だからかもしれない。 このときに提出したのは ●必要事項を記入した申込み用紙 ●郵便局で振込みした受験料の領収書 ●Carta d'identitaのコピー(パスポートでも可) です。 ★★★試験の内容★★★ CILS level1は今回はこんな感じでした。 ●Ascolto(聞き取り)30分 ・書き取り(dettato)。80〜100単語ぐらいの文章が読まれるのをそのまま書き出す。 ・ある会話を聞きながら、それに関する問題に答える4択。 ・読み上げられる文章を聞きながら、内容と一致するものを15個の中から7つ選ぶ。 ●Lettura(読解)40分 ・長文(といっても1ページない)を読んで、それに関する問題に答える4択。 ・長文を読んで、内容と一致するものを15個の中から7つ選ぶ。 ・11個に分割されてバラバラになった長文を、内容から判断して順番に並べかえる。 ●Strutture della comunicazione(文法)60分 ・articoliの穴埋め。 ・文章の中に動詞の部分が基本形のまま書かれているので、過去形にする。 passato prossimoにするかimperfettoにするかがカギ。 ・穴埋め4択。ボキャブラリーを試される。 ・ある1文があり、それを使うのにふさわしいシチュエーションを選ぶ4択。 ●Scrittura(作文)80分 ・100〜140単語の作文。テーマは「余暇をどのように過ごすか」。 ・80〜100単語の作文。テーマは「最近始めたコースについて、友達にメールで伝える」 ●Parlato(口答)10分 ・4つのテーマから選んで試験官と2〜3分間会話する。 私が選んだのは「余暇をどのように過ごすか」(Scritturaでもやったから楽だと思った) ・4つのテーマから選んで一人で1分半ひたすら喋る。 私が選んだのは「仕事について」(予想してネタをだいたい考えておいたから) ちなみにParlato以外は1日目にすべて、Scritturaの前に15分ほどの休憩がありました。 2日目は決められた時間にParlatoだけのために会場へ。 ★★★トラブル&感想★★★ 試験中、事前に聞いていない状況がいくつかありました。 たとえば、ひとつのProvaをやっている間は他のProvaのページを開いてはいけない。 これはわかるのですが、同じProva内でも前のページへもどってはいけないということ。 たとえば、Letturaが3つとも終わった時点でまだ時間があまっていたら回答チェックをしたくなりますよね。 でもこれがいけないんだと。 慣れている人はうまく時間配分ができるかもしれないけど、ちょっとキビシイんじゃないかなぁ? また、dettatoのときにある受験生が「書くのはペンですか?えんぴつですか?」と聞いたら、 試験官は「どちらでもはっきり書かれていればいいんじゃない?」みたいな答え方をしました。 先生からは事前に「ペンで」と言われていたのですが、試験官が言うんならえんぴつでもいいの? 間違えたときに消しゴムで消せるほうがいいからと思い、私はえんぴつで書きました。 ところがscritturaが終わりかけた頃に試験官が受験生の机を一人ずつまわって 「dettatoはペンで書いた?えんぴつで書いた?」と聞いてるんです。 私のところにも来ましたよ。もちろん「えんぴつで」と答えましたが、彼女は私にこう言いました。 「それじゃダメ。ペンでなぞって書いてね」「・・・げっ」 それから、scritturaのときはペンで書かなければならないので下書き用に予備の紙が配られると聞いていたのですが、 何も配られる気配なし。そこでまたある受験生が聞いたら「そんなもの無いわね」。 みんな微妙に不信感を持ちつつ黙々と作文を始めましたが、数分すると「いま別の紙を持ってきてもらえるから」 「・・・って、早く言えよ〜!」声に出さないものの、なかなかイライラする1日でした。 ところが翌日のparlatoはうってかわって感じのいい試験官でした。 じつはおバカな私は、前日に配られた試験番号の書いてある紙を持ってくるのをすっかり忘れてしまい、 チャリで自宅まで取りに帰るはめになっちゃいました。 でもー、言い訳ですが「この紙を持ってこい」とは誰にも言われなかったんですけどぉ(汗) そういう日に限ってものすごい強風で、メトロ3駅分を走るのがめっちゃツライ!! ペダルをこぐ脚が重い!! 2時半に始まるはずの試験が、会場に戻ったときはすでに2時40分。 でもさすがイタリア、大幅に遅れてくれたのでなんとか間に合いましたわ。 息を切らして教室に入ってきた私を見るなり、試験官の女性が 「まぁまぁ、落ち着いて。水でも一杯飲んで一息つきましょう」と気づかってくれました。 試験が始まってからもとても協力的な態度で、おかげで私も予想以上に喋れたような気がします。 終了後、部屋を出るときも試験官のほうから「Buona estate」と。 スーパーのレジのおねーちゃんのような義務的な挨拶ではなく、ちゃんと目を見て言ってもらえるのって気持ちがいいですね。 こうして私の人生初のイタリア語試験は終わりました。 あー、疲れた!緊張がほぐれて、なぜか一気に腰痛に襲われています。 なんという開放感〜〜〜!でもここで暮らしていく以上、まだまだ試練は続くのでありました。 CILSについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
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