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| クリスマス&お正月 | ||
イタリアのクリスマスは、日本のそれとはちょっと違います。
日本はなにやらロマンティックに演出されたクリスマスイブが好まれるようですが、
イタリア(ヨーロッパ)では家族と楽しく過ごすというのが基本になってます。
実際はじめてイタリアに暮らしてクリスマスを経験して感じたのですが、 日本でいうお正月にとても似ているんじゃないかなと思います。 今年、私はクリスマス直前まで日本に里帰りしていて、イブにミラノに戻りました。 アントとはマルペンサ空港の到着ロビーで山下達郎の「クリスマスイブ」が流れてきそうな 感動の(?)再会をし、夜9時ごろアパートに帰りました。 その1週間ほど前からアントの両親と妹がミラノに来ていたので、 家につくなり家族団らんのクリスマスが始まりました。 その日は私もさすがに時差ボケ&旅の疲れがあったので、すぐ寝てしまいましたが、 彼等は遅くまで起きていて、キリストの誕生を祝ったそうです。 で、翌日は午後から親戚まわり第一弾。Garbagnateというミラノの郊外に住むおじさん&おばさんの家へ。 このお宅は建築会社の社長の立派なヴィラで、リビングには大きなクリスマスツリーが飾られていました。 私たちの他にも親戚がたくさん集まり、まさにお正月の親戚大集合って感じです。 ランチは午後4時ごろまでゆっくり食べて、一息ついたら「トンボラ」開始。 この「トンボラ」というのはビンゴみたいなもので、カード1枚あたり20セントの掛け金を払い、 早く番号がそろった人が賭けられているお金をもらえるというゲーム。 私は読み上げられた番号を理解するのに必死でとても楽しめなかった。 一方では子供達がおもちゃの取り合いをしてわめいてるし・・・。 んで、7時ごろさすがに疲れて私たちは帰宅しました。 翌日はまた別の親戚の家へ。こちらは比較的おちついたクリスマス。 ただ、私がアレルギーなのか風邪なのか、くしゃみの連発で疲労困憊。 それに加えて、私の苦手な某おじさんが来ていたので、モチベーションダウン。 家に帰るとさらに体調が悪く、熱もあったのですぐ眠ることにしました。 翌朝、私はすっかり風邪をひいてしまっていて、私は外出キャンセル。 他のおばさんの家へ行く予定だったのに、私はお留守番でした。 うちには小さなホワイトボードがあるのですが、そこには行かなければならない 親戚の名前がリストアップされていて、いつもアントのママがそれを見ながら 「○○へはいつ行って、○○はその次の日で、○○にはとりあえず電話して・・・」 とスケジュール調整をしていました。 大晦日。さすがにクリスマスムードもフェイドアウトしてきましたが、 クリスマス飾りなどは1月6日までそのままにするのが普通です。 この日に訪れたおばさんの家でも、クリスマスプレゼントをいただきました。 どの家に行っても必ずといっていいほどプレゼントが用意されていたので、 私は何も持っていなかったのでなんだか申し訳ない気分になってしまいました。 さらにこのおばさんは、私やアントの妹にあるものをくれました。 それは、なんと、赤い下着。 イタリアでは、元旦に赤い下着(いわゆるパンツね)を履いていると運があがるらしい。 聞いたこともなかったのでびっくりしたけど、実際、どの店もこの時期は赤い下着がとぶように売れるそうです。 アントの両親と妹は、この日はおばさんの家に泊まることになり、私とアントはアパートに帰って一休み。 さすがにずーっと姑さんと一緒っていうのはストレスたまります。 とっっってもいいママなのだけど、やはり一緒に寝泊まりすると遠慮もするので。 帰る途中スーパーで、クリスマスを過ぎて少し安くなったパンドーロを購入。 クリスマスではミラノ生まれのパネットーネが主流なのですが、 私はドライフルーツが好きじゃないこともあって、パンドーロ派なのです。 アントにねだって、今年もパンドーロにたどりつけました。いぇいーい! 大晦日のミラノは夕方ごろからちょっと危険になります。 街のあちらこちらで爆竹(というか、もっとハデな音がするもの)が鳴り響き、 お年寄りや子供や妊婦さんは身の危険を感じて外に出なくなるらしいです。 毎年、このおかげで目をつぶしたり手をふっとばされる若者が耐えないらしい。あほですねー(笑) 夜になるとこの「バーン!」という音はますます多くなり、23時ごろには花火もあがりはじめます。 んで、24時ちょうど年明けの瞬間は窓から外を見ると、四方八方で花火がドーン・ドーンと上がるわけです。 日本の職人がやるような花火じゃなくて、あくまでも個人レベルのちゃちいやつですが。 爆竹の「バーン!」と花火の「ドーン!」が混ざって、うるさいったら! 音だけきいていると、戦争でも始まったのかというほどすごい音です。 また、年明けと同時に家の中のいらなくなったものを窓から投げ捨てる、なんていう古いしきたりもあるので、 この夜はアントも車を止めるとき住宅街から離れた害のなさそうなところを選んでいました。 お正月は日本の元旦と同じく街中が静かです。 日本のようにクリスマスを過ぎるとお正月モードに切り替わることもないので、 街の雰囲気はクリスマスの延長のままです。 この日は再びGarbagnateのおじさんの家でみんなと合流して食事することに。 外に一歩出ると、道路は爆竹のカスであふれていました(笑) お正月に食べるものではレンズ豆が有名です。金運アップのためです。 他にもおばさんが料理してくれたものはどれも美味しくいただきました。 食事のあとは女性陣はカードゲームを始め、男性陣は外へお散歩。 非常にまったりした空気が流れ、私は早く帰りたくて帰りたくて仕方なかった。 こういうところは日本でも同じかもしれません。 そういうわけで、クリスマスもお正月も、ひたすら親戚と一緒に食べまくる日々。 私にはイタリアの食事は胃に負担がかかるので、毎年これがあるのかと思うとちょっとブルーになってしまいます。 クリスマス休暇は1月6日のベファーナの日までつづきます。 それがあけると、いよいよ冬のSaldiが始まりまーす!!
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