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| 土曜の朝はメルカート | ||
土曜日は、P.le Cuoco(Viale Molise)の近くのorto mercatoに行きます。
だいたい2週間に1回の頻度で。ここでは毎朝、野菜や果物のマーケットが開かれているのですが、 土曜日の午前中だけは業者さんだけでなく一般の人も入れます。 ふつうのスーパーよりも安くたくさん買いたい人はここにやって来るのですが、 とくにアジア系の人が多いみたいです。 大きなガレージの中や外に、段ボール箱やプラスチックのケースを山積みにした業者がそれぞれの場所で出店しています。 アントは野菜も果物も大好きなので、冬はオレンジ、夏はすいかや桃、野菜はじゃがいも、 タマネギなんかをゲットするため出動します。季節の果物などは複数の店で見られるので、 いろんなところを見てまわって「ここは安いけど熟しすぎ」とか 「あっちのほうが1ユーロ高いけど美味しそう」とか、比べてよく考えることもできますが、 あまり悠長にしていると売り切れてしまいます。逆に、最初に見たときは2ユーロだったのに、 他をまわってもう一度見に行くと1ユーロに値下げしてた、ということもあります。 うまく見極めて決断するタイミングが結構大事なんですが、私もアントもその「決断力」があまりなく、 いつも「You decide.」「You choose.」の繰り返しで困ってしまいます(笑) 買うときは箱ごとなので、ここへ行くときはもちろん車で、買ったものを運ぶ為の台車も必要です。 コインや5ユーロ札も多めに用意しておきます。 ほしいものが見つかったら、中身を慎重に見てから決めないとあとで泣くことになります。 表面はキレイでも、1個持ち上げてみたら裏側が腐りかけてた、なんてこともよくありますので。 異常に安いものはその可能性が高いので要注意。買うと半端じゃない量なので、 はずれた場合、ゴミ箱直行かガマンして食べ続けるか(もったいない!) さて、私も基本的には果物は好きなのですが(野菜はモノによるけど)アントはそれを信じてくれません。
というのも、せっかくこのマーケットで大量に果物を買ってきても、私がのんびりしているとアントがとっとと食べ尽くしてしまうからなんです。ところが最近買ってくる桃だけは、私がひとりでガンガン食べています。アントは(というか、たぶんイタリア人は)日本でメジャーな白くて表面が起毛している桃(いわゆる白桃?)よりも、 固くてつやがあるタイプ(Nocepesca=ネクタリン)のほうが好きらしい。白桃は「甘すぎる!」といって拒否するぐらい。 そういうわけで、ここんとこ私は毎食後にひたすら桃を食べ続け、やっと 「果物だって好きなんだぞ!」ということを証明できたのでありました。 ここに限らずスーパーで果物を見てても思ったことですが、日本の場合、見た目がよくて美味しいものを それなりの値段で売ってますよね。たとえば、メロンとか桃とかリンゴとか。フルーツ専門店なんてのもあるし、 上を見ればきりがないほど質にこだわった果物がたくさんあるでしょう。 そういうのは、イタリアでは今のところ見たことがないですね。 たぶん、Peckあたりに行くとそういうものもあるのかもしれませんが・・・。 数千円もするメロンがあるなんて言ったら、アントはきっと激怒します。 少なくともアントの価値観は、少しでも安い値段でそこそこの質のものをたくさん買う、これがポイントらしいです。 あまりネタとしてはおもしろくない話でしたが、こういう庶民の味方もミラノにはあるんだよ、ということで。
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